自閉スペクトラム症の子は「決まっていないことにわくわくする楽しみはもちにくい」そうです。
例えば、中身の見えないプレゼントの包み。
大人は当然、中身の見えないプレゼントを渡したとき、
子供の「わー、中身は何かな??」
というワクワクキラキラした表情を期待すると思います。
私たち夫婦もそうでした。
でも自閉スペクトラム症の子は「見通しのつかない状態」は不安でなりません。
うちの息子くんも、中身のわからないプレゼントは「ワクワク」するというよりは「ソワソワ」して、中身が分かるまで落ち着きません。
決してその「ソワソワ」した状況を楽しんでるのではなく、
かなりのストレスに感じてるように見えます。
例えばご褒美を設定するときも
「ママのお買い物に付きあってくれたら、そのあといいものあげるね!」
というような曖昧な言い方をすると、息子くんは
「いいものって何??」と怒り出します。
「ご褒美にアイス買ってあげるね」などと、
ご褒美の内容を明確にしないと息子くんにとっては、
単なる不安な状況になってしまうようです(;´Д`)