療育センターと小学校のテンションが違う…(小学校入学前その④)

小学校入学前

前回のお話。
就学時健康診断で、モモ助が「発達障害」であると診断された過去と、
小学校生活で心配な点を校長先生へお伝えしたところ、
特別支援教育総合センターで診てもらうよう勧められました。

でも正直私と旦那は、たとえ発達障害があったとしても、可能な限りは通常級に通わせたいと思ってました。
モモ助が知能的には今のところ遅れが出てないこと。
また、社会に出れば、発達障害であることを考慮してくれる環境は稀であるので、小学校のうちから「困難なことはどのように乗り越えていけばいいのか」のスキルをモモ助も私たち親も、身につけていきたいと思ったからです。

もちろん、同級生や先生方にご迷惑がかかり、モモ助にも負担が掛かり過ぎるのなら、支援級を頼ることも大事だと思ってました。

でもそれは、しばらく普通級にチャレンジしてから見極めたい。
だから、どうしてもまだ特別支援教育総合センターへ行くのは抵抗がありました。

療育センターと同じで、「行ったら最後、支援級が必要と診断されてしまう」と思ったのです。
実際にはまだ行ったことがないため、ただの私のイメージで根拠のない妄想です。すみません。

悩み考えた私は、療育センターでモモ助の知能テストをしてもらい、その結果を携えて三者面談時に校長先生へ私たち両親の希望を伝えることにしました。

療育センターには無理を言って、直近の面談の予定を変更し、知能テストを行っていただきました。

テストの結果は知能指数(IQ)115+α(途中でテストを終了したため)でした。
5歳11カ月のモモ助としては精神年齢は6歳10カ月ということでした。

とりあえずはこれで普通級を希望しやすい、と私は少しの安堵をしたのですが、
知能テストをしてくださった療育センターの先生は複雑な表情を浮かべてました。

「お母さんがそんなに思い詰めるのはよくない。もっと周りや学校に相談して、分かってもらえる人を増やして」みたいなことを言われました。

でも私としてはむしろ、療育センターと学校の温度差にストレスを感じてて、
「お言葉はありがたいですが、療育センターの話をうのみにして学校に行くと温度差が違いすぎて辛いです。」と伝えました。

先生のお気持ちは本当にありがたかったのですが、
療育センターは居心地のいいぬるま湯のようなイメージで、
小学校=戦場という気持ちになってる私にとって、「甘えてはならない」と思ってしまってました。

幼稚園は、療育センターなど利用しながら、発達障害のある子も、周囲の大人が目を配り、幼稚園という社会でもうまく生きられるよう支援してくれる。

でも小学校は、通常発達の子と足並みをそろえることはできない子は、はじかれてしまうんだ、そんな風に感じてしまったのでした。

「モモ助の知能テストの結果」という武器?を手に入れた私は、いざ、小学校の校長先生との三者面談へ乗り込みます。

小学校入学前
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