木製のものについたテープ跡、ジッポオイルで落とせるか?
先日、ヤフオクで子供のおもちゃ(木製)を落札しました。
『テープのベタベタ等あり、ジャンク(難あり)』ということは分かってましたが、予想以上にテープ跡が残っていました(;・∀・)
これら写真はほんの一部。30パーツぐらい、こんな感じのシール跡が…
なんとかして綺麗にはがせないものか…とインターネットで検索すると
- ジッポオイル
- ハンドクリーム
- 消しゴム
- ガムテープ(セロハンテープ等)でペタペタ
- ティッシュでこそげ取る
- 鋭利なものでこそげ取る
- ドライヤーの熱をあてる
これらの方法がメジャーのようです。
取り敢えず簡単に試せる『消しゴム』と『ガムテープでペタペタ』『ティッシュでこそげ取る』を試したのですが、このテープ跡、かなり時間が経って硬化しており、これらでは全く歯が立ちません(;´Д`)『ドライヤー』もなんか違う…
鋭利なものでこするのもちょっとNG。木なのでキズが付きやすいです。
こうなったら、『ジッポオイル』と『ハンドクリーム』も試してみたいのですが…
心配なのは「木にシミができないのか??」ということ。
ネットで検索しても、実演動画はプラスチックのようなツルツルした面についたテープ跡をはがすものばかり…
じゃあ、ダメ元で試しにやってみるかぁ!
ということで、ホームセンターでジッポオイルを買ってきて、試行錯誤してみました!!
※ハンドクリームは、ちょうど家にあったものを使用しました。
ハンドクリームの考察も別編でしていますので見てみてくださいね(^_-)-☆
→木製のものについた、テープのベタベタのはがし方 ハンドクリーム編
木製品のシール跡にジッポオイルをかけて、シールを剥がしやすくする
木製品にジッポオイルをたらしたら、シールは剥がせるのか?
また木はシミにならないのか?
それらまとめて検証です。
まず金属製のトレーにシールのついた木製品を置き、ベタベタシール跡の面にジッポオイルを充分にかけます。
オイルの適量などはわかりませんので、取り敢えず「濡れた」という感じになるまでかけてみました。
しかし5分ぐらい放置してから見てみると、あれ?オイルが渇いている!!!
そう、ジッポオイルは結構すぐに揮発してしまうのです。
シール跡を触っても、もちろん変化なし。
シール跡が柔らかくなるよりも先に、オイルが蒸発してしまっては意味ないですね。
なので、ラップでパックして、もう一度放置します。
以下考察。
5分放置後→ まだシールはカチカチ。こすっても剥げそうにありません。
15分放置後→ 少し柔らかくなった?シールの端からちょっとずつ剥がせそうになってきました。でも、厚みのあるシールはまだガチガチ。
30分放置後→ まぁまぁ、これならはがせるかな?
★オイルの適量と放置時間★
シールの頑固さにもよりますが、オイルが揮発してしまうので、ラップパックし、様子を見つつ必要なら追加でかけることも必要かも。
放置時間も、シールの頑固さによります。
私の場合、かなり時間のたった、すでにベタベタ感も失ったシール跡でしたので、15~30分の放置が必要でした。
★染みについて★
オイルを掛けたときは「木が塗れた」という感じになったのですが、揮発すると全くわからなくなりました。
心配していたほど、オイルではシミになりませんでした。
※木の種類や、表面の加工・塗装などで変わってくると思いますので、ご自身の責任で、必ずパッチテストをしてください。当サイトでの検証結果は、あくまで一例ですので責任は負いませんよ!!
★オイルの匂い残りについて★
オイルをかけたときは、オイル臭かったのですが、数日経つと特に気にならなくなりました。
(オイルの匂いより、ハンドクリームの方が匂いが残ります。個人の感想)
★オイルが効く、木製品のシール跡★
なんでもジッポオイルで解決!とはなりませんでした。
私の場合、厚みのあるシール跡の方が、ジッポオイルに適していたと思います。
なんとなくベタベタ感だけが残っている、薄いシール跡には効果が薄かったです。
(木製品の場合です)
ベタベタ感のあるシール跡には、次の記事で描く、ハンドクリームが効果を発揮しました!
→木製のものについた、テープのベタベタのはがし方 ハンドクリーム編
オイルで剥がしやすくした後は、ティッシュの登場!
オイルをかけたあとは、『ティッシュ』の登場です。
爪でこすってもいいのですが、やはり有能なのがティッシュ!
爪だけで剥がそうとすると、表面の傷も気になりますし、剥がし残しが出てきます。
ジッポオイルで柔らかく、剥がしやすくしたシール跡の角から、ティッシュで絡め取るようにゆっくり剥がしていきます。
コツは「焦らないこと」。
焦って勢いよく、剥がせるところだけを引っ張り上げるように剥がしてしまうと、ベタベタが残ってしまいます。
ベタベタだけ残ると、その後の処理が少し面倒です。
なるべくゆっくり、ティッシュでベタベタも絡めとるようにします。
↑まずは、シール跡の上に貼りつく紙をできるかぎり剥ぎます。
↑角からゆっくり、ティッシュで絡め取ります。力の入れ加減が大切。結構力使いますよ!
↑段々取れてきました♪でも、えいっと一気に剥がすと…(次の画像へ)
↑わかりずらいですが…、うっすらとベタベタが残ってしまいました( ;∀;)
でも大丈夫★
ベタベタが残ってしまったら、『ハンドクリーム』の出番です(*^-^*)
次の記事で詳しく書きますね!
→木製のものについた、テープのベタベタのはがし方 ハンドクリーム編
ジッポオイルを使うときの注意点
ジッポオイルを使うときは、必ず以下のことを注意してください。
①火気のあるところでは使用しない
②オイル缶は、必ず蓋をする。(子供の誤飲、中身のぶちまけ等、くれぐれも注意してくださいね!!)
③目立たないところでのパッチテストをする
④対象物以外にオイルがかからないように、注意を払う
新聞紙やビニールシートなどで、周囲を保護してください
⑤皮膚に直接つかないようにする。皮膚が荒れます。
木製品についたシールの剥がし方手順(併せてお読みください)
1.ジッポオイル編(本記事)
まずはシールを剥がしやすくしよう
2.ハンドクリーム編
シールのベタベタを綺麗にしよう
→木製のものについた、テープのベタベタのはがし方 ハンドクリーム編
3.ガムテープ&消しゴム編
残ったベタベタを取り、綺麗に仕上げる
→木製のものについた、テープのベタベタのはがし方 ハンドクリーム編の後半を読んでね♪