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幼児の便秘を放置した結果、長期的に病院に通う羽目になった訳

子供の病気・健康・病院

 

まだ上手に力んで便を出せない赤ちゃん&幼児にとって、便秘にまつわる話って尽きませんよね。

「便秘の赤ちゃんには、肛門付近に綿棒で油を塗ってあげればいい」なんて話も当たり前のように聞くほど、赤ちゃんにとって便秘って身近な問題です。

私の周りのママたちの話を聞いても、「うちの子便秘気味で…」なんて良く聞いていたので、私自身「幼児の便秘=深刻」なんて考えもしませんでした。

息子の便秘のはじまり

とにかく野菜嫌い&少食な息子。
ご飯を食べないので、便もあまり出ません。
水分はたくさん摂ってたかな。
便は3日に1度ぐらいですが、順調に出てました。

ここで私のミスが…
息子の野菜不足が心配になり、ハンバーグやカレーに大量の野菜を忍ばせるようになりました。
さらには、食物繊維が安易にとれる粉末タイプのサプリまで与え始めたのです。(今思うと、2歳児に素人考えでサプリを与えるべきではなかったです)

食物繊維の取り方を誤ると、逆に便秘を引き起こします。

私の食物繊維を取らせる食事が始まってから、息子の便秘が悪化しだしました。

息子の便秘が日に日に悪化していった

食物繊維サプリがまずいかも??と気付いて止めてからも、便秘は続きました。

この頃はだいたい5日に1度出るぐらいの頻度でした。

息子は便意を催してから30分ぐらい、(ひどいときは、休憩も挟みつつ1時間ぐらい)体制を変え力み方を変えて、ひねり出してました。

それでもちゃんと定期的に出てるから大丈夫!
私はまだまだ深刻には考えず、お尻に綿棒で油を塗ったり、お腹のマッサージをしたり、食事を気を付ける程度の対処でした。

まるで陣痛のいきみ逃し??

そのうちにだんだんと、「便意を催すのに出ない」状態になってきました。

息子が踏ん張ってるシーンを何度も目にするのに、全然便が出てきません。
というか、息子をよく観察してみると、踏ん張ってるというよりは、陣痛のいきみ逃しのように、便意をやり過ごしているように見えます。

今思うと、排便時のお尻の痛みがどんどんひどくなり、踏ん張ることを避けていたのだと思います。

そしてとうとう、夜中も3時間置きぐらいに便意を催して、寝ている息子が飛び起きて苦しみ出すという状態になりました。

さすがの私も「これは病院に行かないとまずい」と焦ります。

やっと病院へ…人生初の浣腸体験

病院の待合室で順番を待ってる間も息子を定期的な苦しみが襲います。

そのたびに「うんちが出ないよ~~~泣」と泣く息子。

「変なサプリあげるんじゃなかった」
「もっと早く病院に連れてきてあげるんだった」

そんな後悔がこみ上げてきます。

そして、まずは浣腸で溜まった便を出すことになりました。
浣腸をした瞬間は初めての不快感に泣きわめく息子。
しかし、たまったものを全部出し切った息子は、本当にスッキリとした笑顔になりました。

先生の診察を待つ間、ゴキゲンで歌を大熱唱(;^ω^)

先生に診断してもらった結果…

先生のお話によると、息子の便柱(便の太さ)がとても太くなってる、ということでした。

便を慢性的に溜め込んだことによって、腸が太くなり、便が溜まってから便意を催すまでに時間がかかってしまい、その結果、便意を催した時には便が太く排泄しずらくなってしまっているそうです。

酸化マグネシウムを飲み、便が固くなるのを防ぎながら、腸がもとのサイズに戻るのを待つことになりました。

治るまで通常3カ月ほど、人によってはもっと長期間かかるそうです。

「もっと早く病院にお世話になってれば…」
後悔は尽きません。

もう治療を開始して3カ月過ぎますが、いまだに息子の便柱は太いです。ヘタしたら大人並みです。完治まではまだまだかかりそうです。

たかが便秘と軽視してはいけません。
もちろん、便秘は食生活、運動などでかなり改善できますが、自分だけではうまくいかず、子供の苦しみ方が異常な場合は、是非一度かかりつけのお医者さんにご相談されてみるといいと思います。

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